デザインについて
デザインって
頭で考えるもの?
心で感じるもの?
私の場合、デザインは頭で考えるのが鉄則。
この自分の中の鉄則に気づいたのは転職してから。
新卒で入った会社は出版社だったので、
みんな感覚でデザインを決めていて、なんだか納得いかなかったんですよね。。。
世論で人気のあるデザインとは全く違うデザイン(表紙だけでなく中身も)で書籍を作ってて、
かつ時間も費用も膨大にかけているのに、
結局書籍は売れない
みたいなことが続きました。
私はマーケティングやライセンス営業の部署にいたのですが、どうしても会社の肝である編集部そのやり方に納得いかずに退職。
今の会社に転職してからは、
デザインの基本原理やweb高速化するためのコードの書き方、制作コストの削減を考慮したうえでデザインを考えていく。
もちろんそのデザインの中では、世論のニーズや興味を持ってもらうための導線も考えながらコンテンツを作っている。
IT業界にはいろいろ思うこともあるけれど、この考え方は本当にしっくりきました。
例えば家具なんかも、
マスを狙うのであれば、
デザインが奇抜ですごい珍しいものよりも、
オーソドックスで昔から使い慣れた家具のほうが売れると思いません?
今はお手本になるデザインはインターネットの検索なんか通じてすぐに見ることができる。
資本主義社会で生きているかぎり、やはりデザインは芸術ではなく、あくまで利便性や話題性を作るためにあると思うのです。
なので、私の場合はデザインは絶対に頭から考える派なのです。
ただ、この頭で考えるデザインにはもちろん悪い部分もたくさんあると思っています。。。
次回に続く▶︎▶︎▶︎