デザインについて2
前回のブログでは、
ちなみに私が述べているデザインとは、
見た目だけでなく、
空間やコンテンツや雰囲気などのマーケティング要素も入っています。
もちろん、真似っこといっても、
自分の会社に合わせたり、
ABテストで要素要素で変更を加えながら、
独自のデザインに変えていくことは大原則です。
それによってたしかに、
合理的で、ある程度人気が出るデザインは作ることができると思います。
だが、しかしです。
これをやっていると、どうしても妥協してしまうんですよね。
- デザイン原理に適っている
- 作りやすい素材がある
- 流行だから
デザインを論理的に考えながら作ることによって、
革新的にすごいものや、
ひねったものを表現する力がなくなってしまうのではないかなーということは常々思っています。
そのため、会社というのは、
感覚的な人
論理的な人
を組み合わせて組織を作っているのでしょう。
お互いを否定せずに、
同じ目標に向かって何かを作っていく。
それができたら素晴らしいですよね。。。
ただ、直感が働く人が事実に基づいて仕事をする人を説得するのは本当に難しい。
タイミングがあるからこそ、
分析をしたり検証をしたりする時間がとれないことも自然に分かってしまう。
すごい能力ですよね。
なので、論理志向デザイナー(たぶんビジネス重視の方)が余力があるときには、感情志向デザイナーの斬新なデザインを世に出していくことを許してあげるべきなんだと思います。
なにがあたるか分からないですから。
ただ、ひとつ言えることは、
なんにせよ斬新なデザインには、
コストはあまりかけないこと。
失敗したらすぐに気持ちをきりかえて、
そのデザインを切り捨ててしまうことも大切です。
基本は頭で考えたデザインを。
たまに心で感じたデザインを。
そんな感じでビジネスを進めていくのが良いのではと思っています。